おはよう
※大前提として、サロン内記事での発言や内容は口外禁止です
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おはよう
すっかりと朝になってしった
夏にNHKでやる新作ラジオドラマ
その台本締め切りが信じられないことに今日だ
みんなには、はっきり伝えておく
全く進んでいない
これでもかと筆が止まっている
そうやって迎えた朝はいつも
「何で寝んかったんや」
と己に問う、馬鹿野郎
このラジオドラマは遡ること2019年
関西演劇祭で賞を頂いて暫く経った頃
急な依頼で打ち合わせが行われた
それは、受賞作である「ほなさいなら」を
ラジオドラマに出来ないかという話だった
正直なところ、一度書き終えた話を手直しして
ラジオドラマにするのは気が向かなかった
あれで完結してるしな、とか
再演ならまだしも、ラジオドラマとなると
舞台での当たり前の芝居が出来なくなるし、とか
頂いたんなら素直に喜んでやれよという話だ
2020年になると、コロナに見舞われて
あれよあれよと一年が過ぎた
ラジオドラマ以外に実は映画の脚本依頼が入り
それを完成させた頃には仕事が無くなり、
映画の話自体も立ち消えとなっていた
勿論、ラジオドラマもだ
2021年、NHK朝ドラ「おちょやん」のお声がかかった
時代錯誤な人情喜劇を上演し続けてきた劇団として
朝ドラとの親和性が高いと勝手に思っている
うちの座員から使ってやってくださいと
2019年の打ち合わせでは口約束を交わしていた
結果、何故か僕だけになってしまったのが心苦しかったのだが
そこにつけラジオドラマの話が再浮上した
ところが、だ
「ほなさいなら」のラジオドラマでは無くなっていた
NHKさんから言われたのは以下の条件
・コロナ禍を背景
・大阪を舞台
・人情喜劇
いや、縛り多いな
とは思いながらも引き受けた
言うてる間にプロット(話のあらすじ、骨組み)の締め切りが迫って急ぎ送ったのが採用された
「お父ちゃんと一緒」
大阪にある普通の一家「山本家」
父、母、長男、次男、長女の五人家族
他愛のない日常に訪れたコロナによって
末娘の結婚式が挙げられそうにない
娘は捨て鉢に
「家で挙式を挙げる」と言い出した
そこにはもう一つの理由が
父は既に亡くなっており、幽霊として存在している
地縛霊というのか、家を出れないでいるのだ
父も出席できるし一石二鳥と意気込むが、
花嫁である娘にだけ、その父の姿が見えていない…
という内容
どうだ、面白そうだろう
因みに先方にはこれよりも、もっと細かいプロットを送っている
ほぼ完成してると言ったら過言だ
さ、話を戻そう
全く台本が進んでいない
締め切りは今日だ
そして朝を迎えた

さわやかな朝が似合わない
どうしようもない筆者近影
今日もおはようさん
いってらっしゃい
ぼちぼちでいこう
野村尚平
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コメント欄より、コラムのテーマを募集します
「これについて書いて欲しい」
このサロン内だから書ける内容で
皆さんの期待に応えられたらと思います、是非
showroomの時はこのお話を書いてたんですかね?!!?あらすじ聞いただけでもうどうなんのか気になりまくってます。野村さんやっぱすごいな〜と...😌💭
2連ちゃんで夜通し仕事してますから休みつつも頑張ってください!
私らの合言葉「ぼちぼち」🐱
🤭野村さんのセルカ結構需要あります..(コソッ)